どんな競技者でもシューズにはこだわりを持ち、フィット感や履き心地を大切にしています。ハンドボールではシューズが唯一のギア。パフォーマンス向上やケガを防止する上でもシューズ選びが重要となります。まずはハンドボールの動きに特化し開発されているハンドボールシューズの中から自分にあったシューズを選びましょう。ヒュンメルでは日本人の足に合わせて開発された国内モデルとハンドボールの本場ヨーロッパ、デンマークで開発されているハンドボールシューズを幅広く展開しています。あなたにぴったりの一足を見つけてください。
ハンドボール (handball) は、1チーム7人ずつでボールを手で扱い、相手ゴールへと投げ入れ得点を競うスポーツです。走・跳・投という運動における基本3要素を求められ、ダイナミックなシュートやスピーディーな試合展開が魅力。7人のプレイヤーの内1人はゴールキーパーとして自陣ゴールを守り、6人がドリブルとパスでボールをつなぎ相手ゴールを攻略するという点はサッカーとの共通性があります。ボールを足で扱ってはならない、ボールを持ったまま3歩を超えて歩いてはならない、1人の選手がボールを持つ時間に制限があり、交代は無制限、といったルールはバスケットボールに近い要素も持ち合わせています。ヨーロッパでは、高い人気を誇るスポーツです。
ハンドボールは激しい動きに身体接触も多く、強靭でタフな肉体が求められるスポーツです。ジャンプの回数はバスケットボールよりも多く、高く跳ぶことが求められます。また、細かなステップや切り替えの動作もあり、上下左右の動きで足に負荷がかかります。そのため、ソールの構造やアッパーの仕様などハンドボールに合わせて作られているハンドボール専用シューズを履くことが、技術向上やケガの防止、能力を最大に引き出すためにも必要となります。
日本で販売されているハンドボールシューズは大きく分けて体育館用(内)とグラウンド用(外)があります。中学校、高校ではグラウンドの練習が多く、試合は体育館が主となるため、グラウンド用(外)シューズ、体育館用(内)シューズ、各1足が必要となります。体育館用では床で滑らないように凹凸が少なくフラットなソールが使われており、グラウンド用では地面で滑らないように凹凸のポイントがあるソールが使われています。競技場所に合わせて靴を選ぶことで足の負担をなくし、ケガの防止にもなります。
シューズ 各パーツ名称
インソール(中敷)
取り外しできるインソール=“カップインソール”
軽量性と適度なクッション性を持つ、初めの一足に最適なエントリー向けモデル。
高い軽量性と適度なクッション性を持つ、初めの一足に最適なエントリー向けモデル。
優れた軽量性と適度なクッション性を兼ね備えた軽量・スピードコンセプトのトップモデル。
軽量性、クッション性、フィット感のバランスが良い中級者向けモデル。
競技を行っていく上で、自身の動きがわかってきたら、より自分に合ったベストなシューズを選びましょう。ハンドボールシューズはハンドボーラーにとって最も重要な『ギア』。まずは重視する機能面を明確に。軽さ・グリップ力・クッション性・安定性・履き心地・足の形状など、重視する機能に優先順位を着ける事でシューズが選びやすくなります。
体育館用 | グラウンド用 | |||
軽量・スピード | 安定・パワフル | 軽量・スピード | 安定・パワフル | |
上級者 |
ALGIZ3 KOMETPOWER 2.0 レジェンドフライ6.0 |
|||
中級者 ・ エントリー |
インドアソルジャーNEO 2 |
グランドフライ V |
||
エントリー |
インドアシューター V |
グランドシューター Ⅵ |
速攻を多く繰り出すウイングや縦横無尽にコートを駆け回るセンターポジションなど、速さを求めるプレイヤーにはスピードと俊敏な動きをサポートする軽量でグリップ力の高いシューズがおすすめです。
優れた軽量性と適度なクッション性を兼ね備えた軽量・スピードコンセプトのトップモデル。
接触が激しく、ダイナミックな動きやジャンプの頻度が多いバックポジション。相手ディフェンスと競り合いながらゴールを目指し、味方のアシストも行うピポットポジションは共に足への衝撃が大きくなるため衝撃を吸収するクッションは必要不可欠です。また身体接触の多いポジションのため、足の安定性が高いシューズがおすすめです。
クッション性、安定性、フィット感に優れた、代表選手も着用する万能型トップモデル。
サイズの選び方
自分の足のサイズを知ろう!
足サイズを知ることでシューズ選びがスムーズに。
まずは自分の足を確認してみよう!
足長・・・かかとから一番長い指の長さ
足囲(ワイズ)・・・親指と小指の付け根の一番出ている部分をぐるりと図ったサイズ
足幅・・・親指の付け根から小指の付け根までの長さ
ワイズにはE/EE/EEE/EEEE/F/Gの段階で表記されるので目安にも。
ヒュンメルのワイド表示シューズはEE~EEE設定となります。
サイズの合わせ方
- かかとをしっかりと合わせます。かかとをトントンと合わせ、どこかにあたりや違和感がないかを確認します。
合わせたはずなのにかかとが脱げてしまう、どこかが当たるような感じがしたら、そのシューズは足に合っていないということになります。かかとに緩みは必要ありません。 - つま先や幅を確認します。つま先は5~8㎜の緩みがあれば適正サイズとなります。
足を入れた状態でつま先部分を押してみて、中敷きに触る感触があるようなら大きすぎです。
アッパーの皮は動くけれど、足の指に手の指がぶつかって中敷きまでは到達しないのなら、それがちょうどいい大きさになります。また、足の幅が一番広い、屈曲部分があっているかどうかを確認してください。
サイズ選び注意点
ハンドボ―ルは踏み込む動作が多いため、大き目のサイズを履くのは基本的にはNG。
靴の中で足が動き、足の指や皮がめくれたりと、けがの要因につながったり、中敷きがダメになったり、足にも靴にも負担がかかります。
成長期で大き目サイズをどうしても履きたい場合は、つま先まで足を入れ、手の人差し指がかかとに入る程度までに抑え、サイズ調節を行いましょう。
まずは足に合ったサイズを選びましょう。
ヒュンメルではサイズ交換無料サービス実施中です。詳しくはこちら
Q & A
国内モデルは基本的に日本人向けに作られており、幅が広く設計されています。海外モデルは幅が狭く、ほぼ屋内用モデルとなります。ヒュンメルの海外ハンドボールシューズはヨーロッパ人に合わせた設計で、スリムな仕様です。足型が異なるため、試履きをお勧めします。
海外ハンドボールシューズはこちら屋外でのハンドボールシューズはソールに凹凸があり、小石や砂などに滑りにくい仕様になっていますが屋内では床との設置面が少なく、グリップが効きにくく、滑りやすくなります。逆も同じく不向きになります。屋外、屋内のシューズの兼用はやめましょう。必ず分けて使ってください。 外用を中で使用すると体育館が傷ついたり、汚れたりします。逆に中用を外で使用するとすべりやすくケガに繋がる恐れがあります。
屋内ハンドボールシューズはこちハンドボールシューズはハンドボールの動きに特化し、開発しているシューズです。ハンドボールはバスケットに似た動きも多いですが、跳ぶ頻度や1度のジャンプの高さはバスケットよりも高く、細かなステップや切り替えの動きも多いスポーツです。そんな動きに最も対応するのがハンドボールシューズ。他競技シューズより、ハンドボールシューズの使用をおすすめします。
体格、プレースタイルなどにもよって違いますが、グリップが効かなくなってきた、シューズの破れなど違和感を覚えたら早めに買い替えすることをおすすめします。
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