デンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)は、今夏ドイツで開催されるEURO大会のデンマーク代表男子チームの新ユニフォームを発表。日本では、2024年4月19日より、HOME&AWAYユニフォームに加え、トレーニングウェアなど3アイテムの販売を開始します。
DBUのフットボール文化に敬意を表したデザイン
新ユニフォームは、デンマークのフットボールクラブ文化に敬意を表し、デンマークのフットボールコミュニティを象徴するようなデザインに。DBUに加盟する全1,535クラブの名前をエンブレムと共にユニフォームの内側にプリントしました。ラスムス・ホイルンドやヨナス・ウィンド、ヨアキム・メーレなど代表選手たちは、デンマークでサッカーをするすべての子どもたちの希望と夢を背負い、このユニフォームを着用します。
「新しい代表ユニフォームは、デンマークのフットボールクラブカルチャーの心と魂を表しています。すべてのクラブ名を代表ユニフォームに組み込むことで、子どもたちのために毎日精力的に活動する数え切れないほどのボランティアをはじめ、選手や地域コミュニティを讃え、称賛することを目指しています。このユニフォームは、代表チームが、ピッチ上で選手だという以上のものであることを示し、数多くのクラブによってデンマークのフットボールが成り立っていることを思い出させてくれます」とヒュンメルの CEOアラン・ニールセンは話しています。
DBUのヤコブ・ホイヤーは「デンマークのフットボールクラブの会員数は過去最高を記録しており、関心はかつてないほど高まっています。ヒュンメルとともに、私たちのユニークなフットボールコミュニティを象徴する代表ユニフォームを発表できることを誇らしく思っています。新ユニフォームは、代表チームが大小を問わず数多くのクラブから成り立っていることの証であり、デンマークのすべてのサッカークラブに感謝の意を表するものです」と付け加えました。
多様性を現したスクエア
ユニフォームの全面に、様々な色合いで赤のユニークなスクエアデザインを施し、デンマークのフットボールコミュニティを形成するために集まった数多くのクラブを視覚的に表現しました。
DBUのフットボールディレクターであるピーター・モラーは、「私たちはデンマーク代表が、デンマーク全土を代表するチームとなり、子どもたちにインスピレーションを与え、フットボールがいかに私たちを団結させることができるかを示すことに全力で取り組んでいます。試合に勝つことは大切ですが、それだけが目的ではありません。フットボールは非常に多くのことを行うことができ、デンマークのフットボールシステムでは私たち全員が相互に繋がっています。子どもが地元のフットボール場に足を踏み入れるとき、単にクラブに参加するだけではなく、地元のコミュニティから代表チームにまで及ぶ、デンマークフットボールの大きな物語の一部になるのです。私たちは、そのことを忘れたり、当然のことと考えてはいけないと思っています」と、新しいユニフォームが紡ぐ物語とDBUの姿勢の共感性を示しました。