名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、「地区優勝、チャンピオンシップへ」

今シーズンからヒュンメルがトップパートナーを務めるB.LEAGUE1部の名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、9月29日、ドルフィンズアリーナで開幕戦を迎える。1試合のみ先駆けて行われるBリーグのオープニングゲームは、シーホース三河との愛知ダービー。Bリーグ7年目の開幕を前に、監督と選手に意気込みを聞いた。

地区優勝、チャンピオンシップへ

昨シーズン、名古屋ダイヤモンドドルフィンズはチームとして過去最高の勝率.694を残し、プレーオフに出場。クォーターファイナルで敗れたものの、昨年からヘッドコーチは継続、メンバーは大きく変わらず、上積みが期待される。

ショーン・デニスHCは、昨シーズンの成果を2つ挙げた。「ひとつは、ディフェンスからリズムをつかむ展開で試合ができたこと。つまり、相手にターンオーバーを誘発させるディフェンスができました。もうひとつは、(マンツーマンやゾーンに切り替えたりする)チェンジングディフェンスが機能したことです」

その上で、今シーズンは、「1試合平均90得点台(昨年は平均87.4点)でプレーし、リバウンドを取ること、また、相手にリバウンドからセカンドチャンスで得点を奪われないように徹底していきたいですね。昨年の成果に加え、これらができるようになれば地区優勝に繋がり、チャンピオンシップでも好成績を残せると思います」と自信をのぞかせる。

注目のオープニングゲーム

今シーズンのキャプテンは名古屋で3シーズン目を迎える齋藤拓実選手。「昨年同様、自分らしくプレーしてチームを引っ張っていきたいと思っています。ポジションもポイントガードで、試合を引っ張っていく役割は変わりません。とにかく自分らしくプレーします」と話すと、「メンバーが昨年とあまり変わらないので、チームケミストリーや自分たちがやるべきこと、向かうべきところをそれぞれが理解してプレーしていると思います。昨年よりも、さらに良い成績を残せるように質の高い練習を日々行えたと感じています」とシーズンに向けた手応えを語った。

2012年より日本代表に名を連ねる張本天傑選手は、ハードだった昨シーズンについても、「ケガなくシーズンを終えられました。良かったことは継続して行う」とし、今シーズンの目標は、「地区優勝し、チャンピオンシップホーム開催権を獲得したいと考えています」と言葉に迷いがない。

Bリーグの開幕戦は、9月29日、HOMEドルフィンズアリーナで19:05ティップオフ。名古屋ダイヤモンドドルフィンズにとって初めてとなるオープニングゲーム。張本選手が、「ドルファミの皆さんにも楽しんでいただけると思います。ぜひ、会場で応援してくれたら嬉しいです」と話すと、齋藤選手は、「オープニングゲームに選ばれるということは、チームとしても大きく注目されているのだと感じています。昨シーズンの開幕は、連敗からスタートしたので、今節の愛知ダービーは結果を残したいと思っています」と必勝を誓った。

FEAR THE RED

Bリーグオープニングゲームでのもうひとつの注目は、選手たちが着用するユニフォーム。制作にも携わった張本選手は、「デザインは、シンプルでカッコよく、特に肩の部分に入っているゴールドが新鮮で、とても気に入っています。軽くてとても動きやすいユニフォームです」と評価。

現在、10月1日までオーセンティックユニフォームの受注販売を、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ公式オンラインショップで受け付けている。選手と同じユニフォームを着用し、チームスローガン「FEAR THE RED」を感じさせるドルフィンズアリーナで声援を。


名古屋ダイヤモンドドルフィンズについて

名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、2021年に創立100周年を迎えた三菱電機でも最も古いバスケットクラブをルーツに70年以上の歴史を持つ。『ダイヤモンドドルフィンズ』には、水の中を泳ぐイルカのようにコートを走り、そして、ダイヤモンドのように強く光り輝く、という意味が込められ、ホームタウンである名古屋地区の豊かな未来社会の実現に貢献する。昨シーズンは、34勝15敗で西地区11チーム中3位。チャンピオンシップクォーターファイナルまで勝ち進んだ。新シーズンは悲願のB1優勝を目指す。

【OFFICIAL SITE】https://nagoya-dolphins.jp/

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