福島ユナイテッドFC、桃ユニで原発事故による風評の払しょくに

デンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)は、J3の福島ユナイテッドFCと共に、福島の名産品のひとつ「桃」をモチーフにした3rdユニフォームを発表。2011年3月11日に発生した東日本大震災・福島第一原発事故に伴う福島県産品への風評の払しょくに繋げるユニフォームで、6月30日まで受注を受け付けています。

福島の希望を結実させる桃ユニ

2011年3月11日に発生した東日本大震災、福島第一原子力発電所事故により、当時東北リーグでプレーしていた福島ユナイテッドFCは、活動を休止。震災直後はチームでボランティア活動にあたりました。震災後11年が経過し、「福島に元気を届ける」、「風評の払しょくに貢献する」ことをクラブの目的と考え、選手が農作業に従事する福島ユナイテッドFC農業部の活動でも知られています。

2017年よりスタートし、今年で6回目となる桃ユニフォームは、AWAY試合も通して、より多くの人たちに、原発事故に伴う福島県産品への風評の払しょくに繋げたいというチームのメッセージを伝えるもの。今年は、「希望と結実」をテーマにデザイン。長い冬を越え、雪が溶ける様子を白やグレーのラインで表現し、福島の春を彩る桃の花に、美味しい桃の実を重ねました。また、昨シーズンには交付されなかったJ2ライセンスの取得を目指している福島ユナイテッドの想いが実ることも重ねたデザインに。

桃ユニフォームは、14節から20節までの6試合(18節を除く)で着用。ホーム2試合、アウェイ4試合で、6月26日のヴァンラーレ八戸戦から、8月13日のSC相模原戦まで着用します。雪江悠人選手は、「今年の桃ユニは『桃の花』が特徴的な爽やかなユニフォームになりました。シーズンも中盤に入ります。桃ユニ着用の期間は、ぜひこのユニフォームを着て、みんなで戦いましょう。応援よろしくお願いします」と呼びかけました。

また、シーズンユニフォームと同様、制作工程で水を大量に使う染色工程を省いた手法を採用。水の使用量が85%、化学物質の排出量が90%、CO2の排出量が12%削減できるサステナブルなユニフォームです。

福島ユナイテッドFC 2022 桃ユニフォーム

Price:14,850円(税込)・Size:S/M/L/O/XO/XO2(UNISEX)

*背番号の加⼯は別途2,200円(税込)、ネーム&背番号は別途4,400円(税込)で受け付け。
*商品は6月30日までの受け付け、7月中旬のお届けを予定しています。

福島ユナイテッドFCについて

福島県福島市・会津若松市を中心とする全県をホームタウンにしたJ3に所属するサッカーチーム。UNITEDとは、「結ばれた、団結した」の意味で、チームや選手、スタッフ、サポーターが”ひとつ”になり、福島が”ひとつ”になり、発展していくことを目指す。2011年3月11日に発生した東日本大震災・福島第一原発事故に伴う福島県産品への風評の払しょくに繋げようという想いで発表してきた桃ユニや米ユニ、選手自ら農作業に従事する福島ユナイテッドFC農業部の活動でも知られる。

【OFFICIAL SITE】http://fufc.jp/

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