子どもたちがサッカーを楽しみ、上達するためには、日々のトレーニングや健康管理が大切です。今回、高い技術と人間育成で定評のあるマルバサッカースクールの横手コーチに、親子でできる1対1のドリブルトレーニング方法について動画付きで教えていただきました。
vol.02「1対1で相手をかわすドリブルトレーニング」
このトレーニングでは、一対一の基礎である相手をかわす動きが身に付けられます。トレーニングでは以下のことを意識しましょう。
・ゴールまでを意識する
・相手の動きをよく見る
・ボールが離れすぎないようにする
【ルール】
4つに並べたコーンを挟んで、オフェンスとディフェンスが向かい合う。コーン外側の左右どちらかから相手をかわしてシュートする。
■基礎編
1.相手の動きを見て、動ける方向を見極める。
2.相手と同じ方向だったときは、一旦回避して逆をつく。
■応用編
1.緩急をつけるなど、スピードを変えて相手をかわす。
2.フェイントをいれる。
【コーチングポイント】
1 目線
足元ばかりに目線がいっていないか注意しましょう。
相手の動きをよく見て、ボールを動かすことが重要です。
2 ボールコントロール
ボールが離れすぎないよう注意しましょう。相手を意識して、ボールを動かすことで、切り返しやボールタッチ、スピード調整など、より実践的なボールコントロールのトレーニングにもなります。
3 フェイント
まずは相手の動きをしっかりと見て、かわす練習からスタート。
慣れてきたら、左右どちらかに行くと見せかけて逆方向をつくフェイントを積極的に織り交ぜてみましょう。
4 緩急
慣れてきたら、直線で一気に加速するなどのトレーニング方法も試してみましょう。緩急をつけたドリブル習得に繋がります。
5 褒める・サポートする
ミスの指摘ばかりでは、萎縮してしまいます。上手くできた部分は褒めて、サッカーに楽しんで向き合えるようにしましょう。また迷うのは考えている証拠。怒ったりせず、話を聞いて、子どもが自分で答えを出せるようサポートしましょう。
ぜひ、チームや家族でチャレンジしてみましょう!
マルバサッカースクールって?
マルバサッカースクールでは多くの子どもたちが学んでいます。サッカーの技術の上達はもちろんですが、サッカーを通じて、子どもたちが自分自身と向き合い、相手をよく理解し、どんな状況でも自ら考えて行動できる「人間力」を身につけることを、大切にしたコーチングが行われています。