東京レインボープライド2023で足元から彩りを楽しむ!

デンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)は、4月22-23日に代々木公園で行われた東京レインボープライド2023でホワイトスニーカーのペイントイベントを実施。足元から個性を彩り、”性”と”生”の多様性を祝福しました。

多様な社会を目指すイベント

ヒュンメルの東京レインボープライド(TRP)への参加は、6年ぶり3度目。TRPのボランティアスタッフに聞くと、「ブースに戻ってきてくれる会社はあまりないのでうれしい」とのことで、彼女は当時販売していたレインボーカラーのスニーカーをイベントに合わせて着用。

「こういう商品があることで、LGBTQの話になったり、理解が広がることがあって、ありがたかった」と、ファッションという身近な話題から話が広がる良さがあると教えてくれました。

ステージでは、TRP代表の杉山文野さんが、「LGBTQって言わなくってもよくなるような世の中になっていくために、このイベントを実施している」というコメントがVTRで流れる。まさに、『変わるまで、続ける』をテーマにしたTRP2023の姿勢で、LGBTQだけでなく、すべての人が公平に、幸せに暮らせる多様な社会の実現を目指すイベント。各ブースやステージ、パレードから、その姿勢が感じられました。

それぞれの彩りを楽しむ

ヒュンメルブースでは、自分らしさを彩るイベントとして、ホワイトのキャンバススニーカーのペイントを実施。ペイントを乾かす意味もあり、ブース前にシューズをしばらく飾っておくと、「かわいいね」、「これ、自分で描くんだ」と人だかりが。スニーカーを配置したビジュアルボードは、単純なレインボーだけではなく、いくつもの多様なグラデーションで構成し、誰もが自分らしくあれる社会をイメージしたデザインに。

「娘が学校でインクルーシブとか勉強してるんですよね。だから、実際に来て学んでみようと思って」と話す親子や、「2日目はボランティアスタッフをするので、その時に履きますね」という学生。「靴に落書きしてるみたい。普通できない」と語る小学生など2日間で120名以上が参加。また、2016年にパレードを一緒に歩いたモデルのベンジャミンも遊びに来てくれ、ヒュンメルの母国であるデンマークの家族連れをはじめ、多くの国籍の参加者が、それぞれの彩りを楽しんでくれた2日間になりました。

ヒュンメルは、“Change the World Through Sport.” (スポーツを通して世界を変える)をミッションに、人権、ジェンダー、平和をテーマの取り組みを進めています。今後も、こうした取り組みを続けることで、多様性のあるインクルーシブな社会の実現に貢献していきたいと思っています。


 

東京レインボープライドについて

LGBTQをはじめとするセクシュアル・マイノリティ(性的少数者)が、自分らしく、前向きに生きることができる社会の実現を目指すイベントで、2012年より行われている。「”性”と”生”の多様性」を祝福するイベントで、特定非営利活動法人 東京レインボープライドが開催。2023年は4月22-23日に代々木公園でプライドフェスティバルを、4月23日にパレードを行った。

【OFFICIAL SITE】h https://tokyorainbowpride.com/

RELATED POST