宇都宮ブリッツェンとオフィシャルサプライヤー契約を延長!

デンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)は、栃木県宇都宮市を本拠地とするプロ自転車ロードレースチームの宇都宮ブリッツェンとオフィシャルサプライヤー契約を更新。複数年契約を締結しました。

自転車の乗りやすい環境づくり

2022シーズンの契約は、日本では初めてとなる自転車ロードレースチームのサポートで、ヒュンメルとしては新しい試みに。レース用ユニフォーム以外のアパレルやスニーカー、バッグを提供。チームからの評価も得て、2023シーズンから複数年での契約延長となりました。

ヒュンメルの母国デンマークは、平野の広がる国で自転車が生活に根差しています。首都コペンハーゲンは、『世界一の自転車都市』を目指した街づくりを進めており、2018年の調査では、通学・通勤の手段として、約50%の人に自転車が選ばれています。

宇都宮市も関東平野が広がる自転車使用率の高い地域で、宇都宮ブリッツェンは、2009年から栃木県内で自転車安全教室を開催しています。保育園から高校までを中心に、これまで延べ63,800人以上が受講。自転車専用道などハード面へのアドバイスや、交通安全の大切さや自転車の楽しさというソフト面を広げる取り組みまで、自治体と協力しながら、自転車の乗りやすい環境づくりを進めています。

唯一無二のクラブに

2023シーズンの宇都宮ブリッツェンは、「ONE OF A KIND(唯一無二)」をチームスローガンに、サイクルチームとして、他に並ぶものがないユニークなチームを目指しています。また、チーム初の外国人選手(フォン・チュンカイ選手/台湾出身)が加入し、グローバル化を図るとともに、小学生以上のジュニア育成チームを充実させたローカル化も実施。このふたつを掛け合わせた「グローカル化」を推進しています。

2022年には、日本最大のジャパンカップが宇都宮で開催。地元チームとして大きな声援を受けた選手たち。キャプテンの谷順成選手は、「宇都宮の地域のためにできることをやっていく」と話し、西村大輝監督は、「MTB、シクロクロス、ロードのすべてで日本一を目指し、ジャパンカップでは、クリテリウムとロード両方の優勝を狙う」とチーム力でも唯一無二を狙うと宣言しました。

ヨーロッパで人気の高いロードバイクは、エコでサステナブルな乗り物。ヒュンメルは、トップチームのサポートに加えて、自転車を通じた地域活動に取り組む宇都宮ブリッツェンのパートナーになることで、環境や健康、地域活性化にも貢献していきたいと思っています。

自転車業界で初のパートナーに

在籍8年目で、エースの小野寺玲選手は、「ヒュンメルは、自転車業界ではまだ馴染みのないブランドですが、この業界で、我々が初めて手を組めたことも嬉しく思います。レーサージャージを着ていないときでも格好良くいられるデザイン性。さらに身体へのストレスを軽減してくれる機能性。そんなヒュンメルのウェアを着て、レース以外のシーンでも、"カッコいいブリッツェン"をアピールするのが楽しみです」と話しました。

地元出身の堀孝明選手は、「ヒュンメルといえばサッカーのイメージが強いですが、着てみると、その動きやすさに、『さすが、フィジカルの動きが激しいスポーツで培われてきたブランドだな』と実感しました。自転車選手はずっとサドルの上に座っているため、実は歩くのが苦手な人もいるのですが(笑)、ヒュンメルのスニーカーは、軽くて歩きやすく、移動もラクでした」とトータルコーディネートをレコメンド。

今シーズン、ブリッツェンに加入した谷順成選手は、初めて着用したヒュンメルウェアを、「素材の軽さと着心地の良さに驚きました」と高評価。さらに、ヒュンメルのブランド背景にも言及し、「『努力を重ねて不可能を可能にした』というマルハナバチのストーリーに感銘を受けました。私も宇都宮ブリッツェンの選手として、高みを目指して果敢に挑戦していき、これから多くのことを成し遂げていきます」と力強く宣言してくれました。


宇都宮ブリッツェンについて

宇都宮ブリッツェンは、栃木県宇都宮市を本拠地とする自転車ロードレースのプロチームで、国際自転車競技連盟の3番目となるカテゴリー (UCI Continental Teams)にあたる。宇都宮市が夏場に雷が多発する地域であることから、ドイツ語で稲妻が輝くを意味するBLITZEN(ブリッツェン)をチーム名に。2021年からスタートしたジャパンサイクルリーグでは、チーム総合優勝を果たした。

【OFFICIAL WEBSITE】https://www.blitzen.co.jp/

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