ピエクレックスとサステナブルファッションの花を咲かせる

ヒュンメルは、昨秋、サステナブルファッション社会の実現を目指す循環インフラ 『P-FACTS』（ピーファクツ）に参加しました。そして、今春より、トウモロコシやサトウキビなどの植物由来のポリ乳酸を原料とし、土に還る特徴のある新素材『PIECLEX』（ピエクレックス）を採用したアイテムの発売を開始しました。

ヒュンメル門真店やオフィシャルオンラインストア限定発売した土に還るピエクレックスとのコラボTシャツは、村田製作所と帝人フロンティアの合弁会社「ピエクレックス」が、着なくなった後のウェアを回収し、堆肥化。農業や林業での堆肥利用を行っていくことで真のサステナブルファッションを目指しています。

今回発売したTシャツは、生分解性素材を多く使ったことがポイント。従来であれば、一般的なTシャツにみられるプリント加工を採用してデザインモチーフを表現しますが、今回のアイテムは植物性繊維の糸で刺繍加工することに。そうすることで、回収後の取り組みがよりスムーズに進められるのではないかと考えました。

ららぽーと門真で行った土づくりのイベントに参加した7歳の女の子は、生地を切り刻むことについては、「袋にしたらいいのに」と言いながらも、手にしたTシャツの生地が土になるという説明に、「お花が咲くね」と笑顔になりました。

今後、ヒュンメルでは、スポーツシーンで着用できる生分解性素材のアイテムの共同開発を見据えています。例えば、毎年デザインが変わるスポーツクラブのユニフォームを回収していくことができれば、チームやサポーターから新しいリサイクルの意識を醸成できるのではないかと考えています。